クラシックギターの各部名称を覚えておこう
それではクラシックギターの各部の名称を
説明していきたいと思います。

クラシックギター各部名称1
① ボディー
大きく分けて2種類あります。
表板(おもていた)が松(スプルース)と杉(シダー)でできているものが主流です。
松は明るくはっきりした音、杉は太くて暗い音が出ます。
見分け方は松が白っぽい黄色、杉は上の画像のように赤茶色をしています。
裏板、横板の材質によっても音質が変わります。
② ネック
ボディから伸びている部分がネックです。
エレキ、アコギの比べて幅が広く厚くなっています。
手の小さい方は弦長が640mmのギターを選ぶと弾きやすいです。
③ サウンドホール
ボディー内で振動、反響して音が出る部分。
縁のデザインは製作者の腕の見せ所で個性が出ます。
④ ブリッジ
ボディにくっついている部分。弦の振動を表板に伝える役割があります。
ブリッジの上にある、弦を受けている白い部分をサドルと言います。
プラスチック、牛骨、象牙などでできています。
その横には弦を巻きつける部分があり、
穴に通して弦がとれないように固定します。
続いてネックの先を見て見ましょう。

クラシックギターの名称2
① フレット
ネックに打ち込んである金属の棒のことです。
フレットの横を抑えることによって音程を変えますが
これがあることによって音程が担保されています。(音痴にならない)
② ナット
弦を受ける場所。
サドルと同じで色々な材質があり、音質も変わります。
③ ヘッド
クラシックギターのデザインを大きく左右する部分。
ブランド、製作者によってそれぞれデザインが決まっていて、
詳しくなるとヘッドを見ただけでどのギターを使っているかわかるようになります。
④ ギヤ
弦を巻き取る部分です。
ペグは写真では見えませんが後ろ側に向かってついています。
エレキ、アコギと違って1、2、3弦で一つのギヤになっています。
以上が簡単なクラシックギターの各部名称の説明となります。