自分にあったギター講師を見つけよう

早くギターが上手くなるためには習うのが一番。

今回は自分にあったギター講師、先生の選び方について書いていきたいと思います。

自分もギターを指導していますが普段から気をつけている部分でもあります。

今回は独断と偏見100%ですが参考にしていただければと思います。

個人的に、プロのレッスンをもっと早く受けておけばよかったと後悔しています。

もしギターで生きていくと決めているならば早めにプロのレッスンを受けるべきだと思います。

また、趣味で始める人でも社会人であれば短い時間で上達できるようにお金を払ってレッスンを受けた方がいいと思います。

しっかり練習に取り組めば2年も通えば基本的に一通りのことができるようになります。

そうすれば辞めてもいいと思いますし、もっと上手くなりたければ続けてもいいし、

教室のコミュニティの居心地がよければ練習のモチベーション維持につながり、お金を払うだけの価値はあります。

レッスンを受ける教室選びで気をつける点を以下に挙げていきます。

目次

「性格の相性」が良い先生にする。

ギターがとにかくうまい先生にならえ!とは言いません。

ギターがうまいからといって教えるのがうまいかといったら、そんなことはないからです。

いわゆる、「天才」と言われるような、練習したらした分だけうまくなるような人は、

教えるのに向いていません。

自分がどうやって上手くなったか言葉で説明することができないからです。

それよりも上手くいかないことが多く、色々試行錯誤をして上手くなったいわゆる努力型の人の方が

教えることに向いています。

できないことに寛容ですので生徒のペースに合わせてくれる人が多いように思います。

しかし、

ギター初心者がその見極めをできるかといったらこれも無理なんですね・・・。

なので一番手っ取り早く「自分と性格の相性が合う人」にすることをお勧めします。

理由は信頼関係が築きやすいからです。

やはり人は自分の尊敬する人、自分が好きな人の言うことはすんなり受け入れやすいです。

いくら教え方が上手くてギターが上手くても、態度が悪かったり高圧的だったり、性格の相性が合わないとレッスンを受けても上達しません。

そればかりか、つまらなくてギター自体をやめてしまいます。

レッスンは講師から与えられるものではなくて、

先生と生徒が一緒に作るものだと思ってください。

ある人はレッスンは掛け算で作られるとも。

先生が100を与えても、生徒にやる気が0ならば、全くいいレッスンになりません。

先生が与えたものに対して積極的に受け取りに行く姿勢が良いレッスンを生み出します。

ですので、ギター上手さは一旦置いておいて

「この人の話なら聞きたいと思える先生」に習いましょう。

実際問題プロで活動している人なら実力は全く問題ありません。

ギター教室は基本的に体験レッスンを受けられることが多いですから

近くの教室に片っ端から連絡して、一番性格の相性が良い先生にしましょう。

遠くの有名人より近くの先生

インターネットで調べれば有名な先生やギタリストがたくさんでてきます。

なるべくなら有名な先生やギタリストに習いたいと思いますが、あまりお勧めしません。

有名な方はレッスン料金が高めの設定だったり、忙しくてレッスンが不定期だったりと

初心者が習うのには不都合が多いこともあります。

また、教室が遠くて無理して片道1〜2時間かけて習うとなると結構大変です。

初心者のうちは教えることもたくさんありますし、また誰が教えても共通していることが大半です。(もちろんめちゃくちゃこだわったメソッドを考えて指導している人もいますが)

趣味で楽しくやっていきたい方は近くの先生で楽しくレッスンした方が伸びも速いでしょう。

よっぽどその先生の演奏が良かったとか、この人に習いたい!、プロ志望なのでいい環境で習いたい!というきっかけがない限り気軽に通える教室がいいと思います。

ちなみに第一線で活躍している方は結構レッスン厳しめな印象があります。

音の出し方が良くなるまでひたすら1時間同じ音を出す練習をさせられたとか・・・。

もちろん上手い人はその必要性がわかりますが、初心者、初級者の方からしたら「この人何したいんだろうな」と思ってしまうでしょう(笑)

演奏活動している先生の方がいい

指導するにも柔軟性が大事だと思います。

今までやってきた方法、フォームに固執して指導しているだけでは新しい流れについていけない時代になっています。

新しいことを取り入れる姿勢というのは定期的に演奏活動して自分を高めている人の方が敏感だと思います。

そういう意味でしっかり最近の奏法やアイデアを取り入れている方に習ったほうがいいでしょう。

先生はちゃんと教えない方が儲かる

衝撃的な事実ですが、先生はちゃんと教えない方が儲かるんですね・・・。(短期的には)

それはそうですよね、早くうまくなったらすぐやめてしまいますから。

生徒が持ってきた曲を笑顔で見守っているだけ。

ある程度できたら次の曲。

生徒は楽しくレッスンできていますが、果たして「上手くなるか」は疑問です。

ですが、自信のある先生しっかり教えてくれます。生徒のためを思って耳が痛いことも言ってくれますし(もちろん言い方ってもんがありますけど)、基本的なことを自分でできるように教えてくれます。

その結果、生徒が先生を信頼してファンになってくれて、多くの生徒を抱えることになります。

他の教室から通いに来た方で、「チューニングの方法を教えてくれませんでした、弦の張り方も、教室に来た時に先生がやるから」という話を聞きました・・・。

おいおい、教えろよ。

まあもちろんチューニングのやり方もネットで調べられるけども。

基本的なことをしっかり教えてくれる先生にしましょう。

レッスン代を払っているんですから、わからないことや気になったことを質問する積極性も大事だと思います!

個人レッスン一択

習うなら断然個人レッスンにしましょう。

わからないこともすぐに訊けますし、自分に合ったレッスンをカスタマイズしてくれます。

グループレッスンは確かに大勢の友達とできて楽しいかもしれませんが、

レッスンの質で言えばかなり低いです。

先生が個人一人ひとりをしっかり見る時間がないからです。

グループレッスンやサークルで習っていた人が僕のところに習いに来ることがありますが、

みなさん例外なくフォームが汚い。(笑)失礼ですが。

歴だけは長いのでプライドが高くなって、

せっかくフォームを直したり、新しいことを教えても聞く耳を持ってくれないことが

多々あります。

長年悪いフォームで弾くと、体に悪い癖が染み付いて、いざ直そうとしてもかなりの時間がかかります。

1番の原因はプライドだったりするんですが。

そうならないために個人レッスンで基礎をしっかり身につけて置いて、ある程度上手くなったらサークルに入るなりすればいいと思います。

押し売りに要注意

教室のノルマがあるのかなんなのか、しつこく高いギターを買うように勧めて来る教室もあるようですが、初心者のうちはだいたい10万円以内のギターで大丈夫でしょう。

「いいギターを弾かないといい音がわからないから」と100万を超えるようなギターを勧めて来るとか来ないとか。

お金がある人はいいですけどね。

ない人は困っちゃいますね。

ここら辺は個人の考え方が出ますのでお任せしますが。

教習所に入ったら「ポルシェ買わないといい車がわからないから!」という教習所には僕は通いたくないです。

いいギター買っても初心者にいい音は出せないですけどね。

何でもかんでも教えすぎない

これはプロ志望の方限定。

趣味で習っている方は早く上達したいので何でもかんでも教えてもらったほうがいいに決まってます。

それは全く否定しません。

こと、プロ志望の方に何でもかんでも教えてしまうと「考える力」がなくなってしまうので

プロになった時に苦労すると思います。

プロ志望の生徒はやる気があって教えたことをすぐに吸収して来るので先生も楽しくなってどんどん教えてしまうのですが・・・。

先生もぐっと我慢して考えさせることが重要ですね。

まとめ

・とにかく性格の相性が良さそうな近場の先生に習おう。

・基礎的なことをしっかり教えてくれる先生に習う。

・個人レッスンが上達絵の近道。

以上

自分にあったギター講師を見つける方法でした。

参考にしてみてください。

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