基礎練習 クロマチックスケール

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左手強化の基礎練習 クロマチックスケール

今回は左手の指を独立させるための基礎練習について書いていきたいと思います。

基礎練習は必要?

「基礎練習って地味でつまらない」

「基礎練習はつまらない」というのが一般的なイメージでしょう。

スポーツでもそうですけど、野球やテニスの素振り、サッカーのリフティングになんの意味があるのか。

試合では一切使わないしめんどくさい!

そんなことよりゲームがしたい!

試合がしたい!

楽しくやりたい!

ごもっともです。

楽しくやるのが一番上達が早いと思います。

まずは初心者、初級者、中級者あたりまではたくさん曲を弾いて色々なテクニック、フレーズ、リズムを体験するのが一番いいと思います。

ただそんな楽しい日々もだんだん終わりが近付いてきます。

ある程度色々なテクニックを習得してしまうと目新しいものはなくなってきて、だんだん刺激がなくなってきます。

やりたい曲のレベルも上がってくると楽しいだけではできなくなってきて練習に真剣に取り組まないとできない曲も増えてきます。

そうなってきたときに大事なのが基礎練習だと思います。

もっと上を目指そうと思っている人、壁にぶつかっている人は基礎練習を取り入れてみるとステップアップのきっかけが見えてくると思います。

(逆に壁にぶつかるまで、必要性を感じるまでは基礎練習はしなくてもいいと思います。

やりたくなった時がその人の基礎練習の始めどき。

地味な練習が苦ではない人は早い段階から取り入れてみてください)

基礎練習はテーマが大事

基礎練習とは「テーマを持った部分練習」と言えます。

こういうフレーズが出てきたときにすぐできるように前もってたくさん練習しておこうということですね。

左手を鍛えるためのフレーズ、右手を鍛えるためのフレーズ、両手のコンビネーションを鍛える練習、アルペジオの練習などしっかり基礎練習のテーマを知ることが大事です。

曲の練習はテーマを絞りにくい

1曲を何回も弾いて練習していくとテーマが絞りにくいので非効率的です。

確かに楽しい!

憧れの曲を弾けるようになったら何回も弾いてしまいますよね。

気持ちはとてもよくわかります。

が、もう少しレベルアップしたい人は1曲丸々弾く練習の回数を少し減らして基礎練習や苦手なところを抜き出して部分練習するともっと上手くなりますよ。

陰の練習が演奏にでる

基礎練習というのはだいたい普段曲で演奏するフレーズよりも難しかったりやりにくかったりするものです。

そういうことをコツコツやっておくと本番で自信をもって演奏できるようになります

野球のイチロー選手の「背面キャッチ」をみたことがある方も多いと思います。

背面キャッチをする理由はもちろん観客を楽しませる意味もあるとは思いますが、背面キャッチを練習しておくことで「背面キャッチができるんだから、普通に取るのなんて簡単だ」というメンタルトレーニングの一環になっていると本人が語っていました。

(なんでもないフライを取る時に、余計なことを考えすぎて取れるかどうか不安になってしまうことがあるらしいのですが、そんな時に背面キャッチしていることを思い出して自信を取り戻すらしい)

大舞台でプレッシャーがかかった時にいつもできていた簡単なことができなくなってしまうのはギターの演奏でもあります。そういった時のためにコツコツ自信をためておくという意味合いも基礎練習にはあると思います。

前置きが長くなってしまいましたが基礎練習を実際にやってみましょう。

基礎練習 クロマチックスケール

まずは基礎練習の定番フレーズ、クロマチックスケールからやります。

クロマチックスケールとは

クロマチックスケールとは全て半音音程で進んでいく音階のこと。

なので普通の音階よりも多い12音あります。(一番有名なメジャースケールは7音ですね)

ギターでいうとフレットを一つずつ順番に押さえて弾いていけば自然とクロマチックスケールになります。

というわけで早速弾いていきましょう。

Ex1 クロマチックスケール

6弦の開放弦から始まり半音階で進んでいきます。

指使いは1フレットから人差し指、中指、薬指、小指と順番に押さえていきます。

3弦はチューニングの関係上3フレットまでしか押さえないので要注意。

ここで気をつけて欲しいのは上昇フレーズの時は押さえた指は押さえっぱなしということ。

次の弦に移動する時に一斉に離します。

そのほうが難しいので指を広げる練習になります。

まずは全てダウンピッキングで、左手が慣れてきたらオルタネイトピッキングで弾いてみましょう。

右手を弾く瞬間に弦を押さえます。

あくまでも左手を右手に合わせるこをお忘れなく!

テーマは

左手を押さえたままにすること

右手左手のタイミングを合わせること

です。

Ex2 クロマチックスケール

Ex1の派生型です。

今度は高音弦から始まります。

テーマはEx1と同じです。

開放弦がない分こちらの方がやりやすいかも。

Ex3 クロマチックスケール

今度は横方向に動いていきます。

これもEx1,2とテーマは同じ。

EX4 クロマチックスケール

これもEX3と同じ横方向ですが、厄介なのは4フレットの小指を5フレットにずらして弾きます。

5音で1フレーズにすることでオルタネイトピッキングがずれて良い練習になります。

(Ex3の人差し指と中指が必ずダウンになってしまうのを防ぐ)

どのExもまずはゆっくり丁寧に練習して、慣れてきたら速くしていきましょう。

テーマを忘れず、しっかり音が出ているかしっかり耳で確認してくださいね。

基礎練習 まとめ

・壁にぶつかったら基礎練習で自分の苦手分野を見つめ直す。

・コツコツ練習することで自信がつく。

・基礎練習はテーマを忘れずに!

・じっくりゆっくり練習する。

以上が基礎練習についての解説でした。参考になれば幸いです。

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