【エレキギター】ピッキングについて考える 手首・指先・肘

シェアする

ピッキングについて考える。

今回は右手のピッキングについて書いていきたいと思います。

右手のピッキングは主に3種類に分けられます。

手首を使ったピッキング

指先を使ったピッキング

肘を使ったピッキング

また、この3種類を臨機応変に組み合わせる

ハイブリッド型

についても考えていきたいと思います。

手首を使ったピッキング

主に手首の振りを利用するピッキング。

速弾きや難しいフレーズなど必要に迫られない限り普通はこの手首ピッキングが主流です。

このピッキング方法で有名なギタリストといえば、

もしかしたら日本では一番有名なギターヒーロー

ポール・ギルバートでしょう。

(友達に貸してもらったRacer Xのカセットテープ(古い!)を聴いた時にはぶったまげましたね。速すぎて何を弾いているか聴き取れなかったです。それから筆者Rのギター観が変わってしまったのは言うまでもありません。)

それでは手首ピッキングのメリットとデメリットを確認してみましょう。

手首ピッキングのメリット

・誰でもできている

ギターを弾いている人なら基本的に誰でも手首ピッキングができているはずです。

なので特別練習しなくてもいいという、なんとも普通すぎるピッキング。

この記事の内容は手首ピッキングを基準に考えてください。

手首ピッキングのデメリット

・とにかく特徴がない

普通すぎて特徴がない。全てに対応できる反面、この先紹介する指先ピッキング、手首ピッキングのメリットには敵わないというデメリットがあります。

なんでもできる反面、何にも特化できていない器用貧乏な存在といえばいいのだろうか。

指先を使ったピッキング

主に指先の屈伸を使ったピッキングです。

このピッキング方法で有名なギタリストは言わずと知れたギターヒーロー、

イングヴェイ・マルムスティーンでしょう。

(いやー、学生時代は色々とコピーしたりしましたよ。)

それではメリットとデメリットを確認してみましょう。

指先ピッキングのメリット

指先の屈伸を使ったピッキングなので動きが少なくて済む

手首や肘が動かなくていいので同一弦のフレーズを弾く時などは指先以外ほぼ動かないのでとても省エネ。

・小回りがきく

2本の弦を頻繁に動くフレーズ、弦をまたぐスキッピングフレーズなども指先の動きでカバーするので比較的小さい動きで対応することができる。

とにかく小さい動きでピッキングできるのがメリットですね。

・サークルピッキング、エコノミーピッキングを習得できる

筆者は以前は肘ピッキングで弾いていましたが、速弾きをしているとかなり疲れてきますので、手首ピッキングに切り替えました。

その後、勉強も兼ねて指先ピッキングの練習をしていたのですが自然とサークルピッキングの動きになっていきました。そのほうが体の構造上動きやすいのだと思います。

物理的な距離で言えば同じ軌道を行ったり来たりする方が速く弾けそうなものですが、やはり体が楽に動ける方が速弾きには向いていると思います。

サークルピッキングに慣れてくるとエコノミーピッキングもかなり楽になります。

楕円を描くように弦をまたいでいくと弾きやすいと思います。

詳しくはこちらの記事から

エコノミーピッキングのコツとサークルピッキングについて書いています。エコノミーピッキングができなくて悩んでいる方はサークルピッキングの練習をしてみると楽になるかもしれません。ぜひお試しあれ。

指先ピッキングのデメリット

・音が軽い

指先の屈伸だけでピッキングするのでどうしても音が細く、軽くなってしまいます。

肘を使ったピッキング

主に指先、手首を固めて肘から振ってピッキングです。

筆者Rは速弾きなどをするときはこの肘ピッキングを使ってました。

このピッキング方法で有名なギタリストといえば世界一速く弾く男と言われた

クリス・インペリテリでしょう。

確かに聴き取れないくらいに速い時がありますね(笑)

それでは肘ピッキングのメリットとデメリットを確認してみましょう。

肘ピッキングのメリット

・とにかく速い

一番スピードが出せるのは肘ピッキングではないかと思います。

テレビゲームのボタンを連打するときと同じ要領で手首や指先にグッと力を入れて固定して動かします。

・音が重い

肘から先の体重を弦に伝えられるので1音1音がはっきりとしたピッキングできます。

なので何でもかんでもオルタネイトピッキングしたいフルピッキング派の人にはお勧めです。

肘ピッキングのデメリット

・小回りがきかない

指先、手首を固定して弾きますのでとにかく小回りがきかないです。

同一弦のフレーズや規則正しいフレーズには滅法強いですが、不規則な動きだったりスキッピングにはあまり向かないでしょう。

・すごく疲れる

肘から先(人によっては肩から先)をがっちり固定するのでとにかく疲れます。

筆者Rは肩から固定していたので一時期肩が上がらなくなりました(笑)

今でもボールを投げると右肩が痛くなったりしますので練習するときのフォームには気をつけたほうがいいでしょう。

特に右肩が緊張であがった状態のまま練習し続けるのは危険です。鏡を見て不自然なフォームになっていないか確認てみましょう!

以上がそれぞれのピッキングのメリットとデメリットです。

それを踏まえておすすめだと思うハイブリッド型について書いていきます。

指先、手首、肘を組み合わせたハイブリッド型

それぞれにメリットデメリットがありますので、弾くフレーズによって3つの中からピッキングを選択できるようになるのが理想です。

ピック弾きというものは総じて縦(フレットと平行)の動きに弱いです。

ですのでアルペジオだったり、スキッピング、スウィープなどの動きをどう無駄なく弾くかが重要な課題になってきます。

アルペジオが3本弦くらいしか使わないようであれば指先ピッキングを多用して対応すれば正確性も自然と上がってくると思います。

またピッキングニュアンスについて言えば、強く弾きたいときは肘ピッキングを使ってみたり、軽く弾きたいときは指先ピッキングにしてみるなどの選択肢があれば音楽的にも魅力的になるでしょう。

今のギター音楽の流れとして「速く弾ければうまい」「難しいフレーズを弾ければうまい」という単純な世界ではなく、より音楽的で独創的なフレーズが必要とされています。

ピッキングとフィンガーピッキングを合わせたハイブリッドピッキングも習得できれば弾けるフレーズの幅が広がったり正確性も上がってレベルアップできると思います。

是非とも今一度自分のピッキングのタイプを確認してみてください。

今自分が弾いているピッキングはどれに当てはまるか、どれができていないかを知ることができれば苦手なフレーズ克服の糸口になると思います。

以上がピッキングに関しての解説でした。参考になれば幸いです。

シェアする

フォローする