今回はクラシックギターがうまい人の特徴について書いていきたいと思います。
クラシックギターを弾いている人が少ないためうまい人も少ない(笑)
そんなレアキャラの特徴を挙げていきます。
目次
アルペジオがめっちゃ速く弾ける
これは日頃の基礎練習をしっかりやっている人だけが出来る技ですね。速く正確に弾けるには毎日の積み重ねがとても大事です。基礎練習が大事だとしっかり理解している人は特に苦もなく準備運動として練習に取り入れていると思います。
音が太くて綺麗
これはしっかり爪のお手入れをしていないとできません。クラシックギターは爪で直接弦に触れて音を出しますので少しの変化で音色が大きく変わってしまいます。綺麗な音を出すのに実は相当な経験と時間が必要です。
メロディーと伴奏の弾き分けがしっかりできている。
クラシックギターはソロで演奏することが多く、
メロディー、伴奏、ベース、リズム&テンポの変化、音の強弱、などなど一人で全てこなさないといけません。これが上級者でもとても大変なのです。
何も気にせずに楽譜に書いてある音を弾くだけではどれがメロディーの音で、どれが伴奏の音なのか区別がつかず台無しになってしまいます。
以前、僕の知らない曲を演奏している方(上級者)がいまして、とてもかっこいい曲だったので作曲者と曲名を教えてもらい家に帰って曲をダウンロードして聴いてみたのですが・・・。
こんな曲だったっけ?という事がありました(笑)その方は弾くのが精一杯だったのでメロディーが途切れ途切れだったり伴奏とごっちゃになってしまったりで曲本来のメロディーを表現しきれていなかったからでしょう。その時はアヴァンギャルドな曲でかっこいいなと思ったんですが、プロの音源を聴いてみたらもっとメロディーがしっかりしている綺麗な曲でした。
指が素早く動くこともうまい人の条件ですが、旋律と伴奏の弾き分けが如実に反映されるスローテンポの曲を綺麗に弾ける人は「うまいなー」と思ってしまいます。具体的な曲名ですとマイヤーズの「カヴァティーナ」、ノイマンの「愛のワルツ」などでしょうか。
表現の意図が明確
弾いている本人は音を大きくしている、小さくしている、テンポを速くしている、遅くしているつもりでも聴いている人からするとあまり変わらない。という事が結構あります。
ですので表現は「大袈裟くらいがちょうどいい」と言われます。
このフレーズは滑らかに!この音は太く甘く!ここからは速く!などの表現したい意図が伝わってくると「ずっと聴いていたい」と惚れ惚れしてしまいます。(このレベルになると本当に一握りの人しかいないのですが)
音楽を通して「何かを伝えたい」と思って弾いている人の演奏は引き込まれるものがあります。クラシックギターを弾く人全員のテーマだと思います。
最後は抽象的な話になってしまいましたが以上4点が
僕の思う「うまい人の特徴」でした。
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