クラシックギター右手を徹底的に鍛える基礎アルペジオ13種類

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【クラシックギター】右手を徹底的に鍛える基礎アルペジオ13種類

基礎練習アルペジオ13

今回はクラシックギターの右手を鍛えるための基礎練習アルペジオについて書いていきます。

右手が安定することで曲の流れ、メロディーの流れが綺麗になりますよ!!

アルペジオはクラシックギター最大の武器

アルペジオは指弾きの特性を最大限に使える奏法と言えます。

名曲禁じられた遊びの愛のロマンスはクラシックギターの強みを最大限に活かし、アルペジオとメロディーを絶妙に表現していると言えるでしょう。

どうしても意識が左手にいってしまいますが、実は曲の流れ大きく決めるのは右手によるところが大きいです。

右手を安定させることは曲を安定させるといってもいいでしょう。

なぜ基礎練習が必要なのか

「弾きたい曲に出てきたアルペジオだけを練習すればいい」という考え方もあると思います。

たしかにそれが最短距離のように思えますが、実は遠回りになってしまうこともあります。

というか遠回りになることの方が多いと個人的に思っています。

曲を弾くことに集中してテーマが絞りにくい

曲を弾くことは楽しいです。憧れの曲にチャレンジしているとすぐに時間が経ってしまいますよね。

そうすると

・曲を弾くことだけで満足してしまってじっくり練習しなくなってしまう

・左手が難しくて右手に気が回らない

等々、気にするところが多すぎてテーマが絞りにくいです。

基礎練習は右手のアルペジオのことだけを考えていればいいのでテーマが絞りやすくじっくり観察しながら練習できます。

このように右手だけ、左手だけなどテーマを絞った分解練習が上達には不可欠です。

最近伸び悩んで悩んでいる人は基礎練習を取り入れてみてください。

基礎練習のアルペジオ13種類

個人的に基礎練習に取り入れているアルペジオを紹介していきます。

曲はいつも何度でも言いますが、

アグアドのエチュード

全音ギターエチュードシリーズ、

アグアド35のエチュードの14番。

新ギター教本(小原安正著)84ページにも収録されています。

この曲は一度左手を覚えてしまえば右手を色々なパターンのアルペジオで弾けます。

なので右手のフォーム、アルペジオパターンにテーマを絞って練習することができます。

これ以上右手の基礎練に向いている練習曲はないでしょう!!

それではアルペジオパターンを1つずつ紹介していきます。

1. p,i,m,aのアルペジオパターン

基本的なアルペジオパターン。

ソロでも伴奏でもよく出てくる定番のパターン。

pを弾いた瞬間に他の3本の指をプランティング(弦に指をおいて用意すること)して弾くようにするとスピードアップできます。

しかしプランティングすると音が途切れがちになりますのでプランティングしなくてもスピードアップできるようにどちらも練習しましょう。

2. p,a,m,iのアルペジオパターン

こちらも基本的なアルペジオパターン。

人間の構造上1のパターンよりも楽に速く弾くことができます。

禁じられた遊びの愛のロマンスもこのアルペジオパターンの派生形だと考えられます。

また、トレモロもこのパターンを同一弦で弾くことになります。

将来的に色々な曲に使うことになるので力まず正確に、速く弾けるように練習しましょう。

3. p,i,m,a,m,iのアルペジオパターン

これもソロ、伴奏共に良く出てくるパターン。実はiの指を酷使するので、じっくり無駄な動きが無いように観察しましょう。

pを弾いた瞬間に他の指をプランティングするとスピードアップすることができます。

4. p,a,i,mのアルペジオパターン

変則的なアルペジオパターン。

魔笛(ソル)の第5変奏の結尾部に派生系の3連符アルペジオが出てきます。

スピードアップも大事ですがaの音がしっかり聴こえるように練習しましょう。

5. p,i,m,i,a,i,m,iのアルペジオパターン

iを酷使する16分のアルペジオパターン。

iをどれだけ力を抜いて小さく動かせるかに注意して練習しましょう。

他の指につられて指先の楕円運動が乱れていないか確認しましょう。

6. p,m,i,m,a,m,i,mのアルペジオパターン

5と同じくmをどれだけ小さく動かせるかに注意して練習しましょう。

aにつられていないか確認してください。

7. p,a,m,a,i,a,m,aのアルペジオパターン

5.6と同じくaをどれだけ小さく動かせるかに注意して練習しましょう。

aの指は他の指につられやすく、mの指を動かしがちです。

独立して動かせるように練習しましょう。

8. p,i,m,p,i,mのアルペジオパターン

高速アルペジオの定番パターンです。

大序曲(ジュリアーニ)や、アストゥリアス(アルベニス)にも出てきますね。

まずは無駄な動きがないか確認してから徐々にスピードアップしていきましょう。

プランティングあり、無しでどちらも練習してみましょう。

9. p,m,i,p,m,iのアルペジオパターン

こちらも高速アルペジオの定番パターン。

8と同じく無駄に力が入っていないか確認してみましょう。

10. p,i,m,iのアルペジオパターン

意外に難しいアルペジオパターン。

というのもiの指は器用に見えて、実はスピードが出にくい指でもあります。

なるべく力を抜いて、小さな動きで弾く練習をしましょう。

11. p,m,i,mのアルペジオパターン

10よりもスピードを出しやすいパターン。

imがお互い干渉しないように力を抜いて練習しましょう。

曲中にアルペジオパターンとして出てくることはあまりないですが指の独立練習として有益です。

12. pi,m,i,mのアルペジオパターン

piを同時に弾くパターン。

コストの華麗なる練習曲では、このアルペジオパターンが終始続きます。

piのタイミングがズレないように気をつけてください。

意外に弾きにくいのでしっかり弾けるようにしておきましょう。

13. pm,i,m,iのアルペジオパターン

今度はpmを同時に弾くパターン。

これは派生系としてはちすずめ(サグレラス)やハンガリー幻想曲(メルツ)に応用ができます。

こちらもpmのタイミングがズレないように気をつけてください。

以上がオススメの右手を鍛えるためのアルペジオパターン13種類でした。

是非日々のウォーミングアップに取り入れてください。

3ヶ月も続ければ右手の安定感が見違えるように良くなりますよ!!

自分の経験から自信を持ってオススメします。

それでは練習頑張ってください!!

気に入っていただけたらシェアしていただけると嬉しいです。

中、上級者の方は是非ヴィラロボスの12のエチュード1番にも挑戦してください。

変則アルペジオのかっこいい曲です。

ヴィラロボス 12のエチュード1番 アルペジオのコツについて解説しています。変則的なアルペジオですがマスターしておくと右手の安定に一役買ってくれます。参考にしてみてください。

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