今回はクラシックギターの右手の爪の形について書いていきたいと思います。
大きく分けて3つあります。
・ナチュラル型
・右山型
・左山型
勝手に命名させていただきました(笑)
まず最初に断っておきたいことは
どれが1番いい音がする、どれが1番弾きやすいということではないということです。
爪の厚さ、硬さ、伸びるスピードは個人によって違いますし、指によっても違います。また右手のフォームによって削れる場所が変わりますので自分の爪の特徴、フォームにあった爪の形を選ぶことが重要です。
「好きなギタリストがこの形だから真似しよう」では上手く行かない場合があるのでとてもデリケートな問題なのです。プロのギタリストも爪の形で四苦八苦しています。
それでは個別に見ていきましょう。
目次
ナチュラル型
まずクラシックギターを始めた段階では指の形に沿うようにナチュラル型にして見ましょう。
爪が硬く厚い人でしたらこの形で全く問題ないかと思われます。
正統派の右手のフォームであれば親指側の肉と爪の交点で弦を捉えて弾きます。
主にこの辺りが削れてきますので削れ具合によって山が右にずれて来ると次の右山形になります。
右山型
筆者Rはこの形です。爪が薄くペラペラで伸びもそこまで速くないので削って行くと山がどんどん右にずれてこの形になりました。
ポイントは「この形にしようとしたのではなくこうなってしまった」ということです。
自然と肉と爪の交点も右によってきます。
左山型
筆者は未体験の爪の形ですがプロギタリストでも多く見かけます。
個人的には右手フォームが逆アングル型のギタリストが採用するのかと思います。
左山形の情報が入り次第更新したいと思います。
他にも山というよりもスクウェア型のギタリストもいますし右手の使い方次第で音色の変化も可能です。指の長さ、爪の硬さ、フォームによって千差万別の爪、地道に自分にあった形を探して行くことが大事です。
爪の削り方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
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