【反応しない練習】ブッダの超合理的な考えで本番に強くなるトレーニング

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「反応しない練習」を読んで本番に強くなるトレーニングを始めよう

今回はメンタルトレーニングに役立つ本

「反応しない練習」(草薙龍瞬著)を紹介したいと思います!

多くの人が悩みの解決法(緊張しない方法)を探していると思いますが、

この本では悩みの(緊張してしまう)原因をまず探そう、それを理解することが先決

ということが書かれています。

内容を一部抜粋して自分の経験と共に紹介していきます。

是非一度読んでいただきたいと思います。

ブッダとか仏教と聞くと、「怪しい」「宗教は怖い」と脊髄反射で拒絶してしまう方も多いと思います。(そもそも仏教はブッダを信じろとかそーいうものではないんです)

が、しかし、

読んでみると超がつくほどの合理的な考え方にあふれています。

自分の心の中をしっかり見つめることで本番の何が怖いのか、何に緊張しているのかが

はっきりして、自分なりのメンタルトレーニングができるようになると思います。

緊張してしまう原因を探る

本番になると緊張してしまう。本番になるとど忘れしてしまう。

なぜかわからないけど指が震えていつも通り動かなくなる。

こういった悩みを多くの方が抱えていると思います。

しかし、その原因をしっかり深掘りして探している方は少ないのではないかと思います。

ラベリング

自分の気持ちに蓋をすることをせずに心の状態をきちんとみることが大切だ

この本にはそう書かれています。

心の状態を口に出して確認することをラベリング(ラベル貼り)と呼びます。

人前でのギター演奏を控えて、舞台袖で待っている時などに心拍数が上がってくると思いますが、この時に「自分は今緊張しているな」と声に出して確認する。

他にも「心がざわついている」「不安でいっぱいだ」など心の状況をしっかり見つめることで

少し落ち着きが取り戻せます。

無理に「緊張していない」と思い込ませている方が精神衛生上よくないと思いますし、

発展性がありません。

普段の生活の中でも自分の精神状態を口に出す練習をしていくことで自分が何に集中しているか、または集中できていないかを判断するのが上手くなっていきます。

自分も極度の緊張で指が動かなくなったりど忘れしてしまったりということが多く、

その原因がわからず困り果てていました。

一度は演奏活動をやめ、練習を見直す時期もありました。

そこで気づいたことは承認欲求が悪さをしているということでした。

承認欲求に気づく

他人にどう思われているかが気になってしまって演奏に集中できていない人が多いのではないでしょうか。自分はその中の一人でした。

音を間違えてしまった

今のミスは聞こえてしまっただろうか、気づいているだろうか、笑われてないか、

そんな思いがグルングルン頭のなかを駆け巡りながら演奏している方も多いと思います。

これはもう演奏がどうこうというよりも自分の見栄えしか考えていない状況ですので本番で良い演奏ができるわけもありません。

演奏前、または本番中に音楽や演奏以外のことに囚われてしまった時には

メロディーラインや自分の体の動きに集中して、余計なことを頭から排除しましょう。

評価する人の心は変えることができません。

どんなに上手い人でも100パーセントの良い評価というものはありえません。

音楽には好みや好き嫌いがあります(あっていいと思います)のでまずは自分の演奏に集中することを大事にして本番に臨んでみてください。

莫妄想(まくもうぞう)

仏教の世界には貪・瞋・癡(とん・じん・ち)という言葉があり、

それぞれ 貪欲・怒り・妄想を意味していて、三毒と呼ばれています。

この中でも癡=妄想が本番前に悪さをすると個人的に思っています。

良い演奏をできる自信がない

完璧に弾ききれるだろうか

家では上手く弾けても本番では上手くいかないのではないか

途中で止まってしまうのではないか

失敗して笑われてしまうのではないか

このような不安は全て妄想である

と、この本には書かれています。

本番前に心拍数をあげたり、指がカチコチになるほど緊張するのは実は自分の心が原因だということに気づくことが大切です。

そこで

本番前に色々な不安が込み上げてきたり、自信が持てないときは

この言葉を思い出して下さい。

莫妄想(まくもうぞう)」

妄想すること莫(な)かれ

全ては頭の中だけの妄想であってこれから起こることではないと理解することが大事です。

競わない 較べない

あの人より上手く弾きたい

あの人より上手いはずなのに自分の評価が低い

あの人より自分の方が練習しているし音楽を理解している

若い頃の自分はいつも誰かと較べながら演奏していたように思います。

もちろんライバル意識を持つことは練習の励みにもなりますが、メンタルトレーニングとしては如何なものかと思い始めました。

本番に臨むときは自分の練習してきたことを信じ、それを発揮することに集中する。

コンクールなどでこのような精神状態を保つことはとても難しいことだと思いますが演奏中に「ノーミスで弾きたい」「勝ちたい」という思いがよぎると集中できなくなることが多いと思います。

これも自分の方が上手いという妄想

ノーミスで弾けば優勝できるという妄想に囚われていますので

もう一度自分がやるべきこと(演奏)に集中する練習をしてみましょう。

ありのままの自分を見つめる

本当は完璧に弾けるという自分もまた妄想である。

家では弾けるが本番では弾けないというギャップに多くの方が苦しんでいると思いますが

このギャップを認めることからメンタルトレーニングが始まると思います。

いきなり完璧に弾けるようにはなりませんが、しっかり自分の心を観察していけば自分なりの弱点が見つかると思います。

人それぞれ何に緊張しているかは違いますが

この本を読むことで多くのヒントが得られるのではないかと思います。

興味がある方はぜひ一度読んでみてください。

(演奏に関する記述は出てきませんが本番対策として応用できると思います)

まとめ

・緊張の原因は人それぞれ、自分は何に緊張しているのか、何が怖いのか理解する事が大切

・自分の感情にラベリングすることで落ち着きを取り戻す

・承認欲求を満たすことよりも演奏に集中する練習をしていく

・「自信がない」はただの妄想 妄想が湧き上がってきたら今できることに集中する

・人と較べない 評価を手放す練習をする

・本番が弱いことを受け入れるところからメントレが始まる

以上が「反応しない練習」の要約でした。

読んでいただきありがとうございました。

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