目次
正しいチューニングの仕方
今回はチューナーを使ったチューニングについて書いていきたいと思います。

クリップ式チューナー
チューナーを使ってただ音を合わせればOKでしょ?
と思ったら大間違い。やり方を間違えるとすぐに音痴なギターになってしまいます。
まずはどの音に合わせるか確認しましょう。
①弦=E(ミ)
②弦=B(シ)
③弦=G(ソ)
④弦=D(レ)
⑤弦=A(ラ)
⑥弦=E(ミ)
です。
それでは正しいチューニング法ですが、
しっかり音を伸ばしながら合わせること
ミミミミミミー。シシシシシシー。と開放弦を弾き続けながらチューニングをすると
安定したチューニングができません。
一度弾いたら音が聞こえなくなるくらいまでしっかり伸ばしましょう。まだピッチが合っていなければもう一度軽く弾きます。
ピッキングの強さはいつも曲で弾いている強さで。
アタック音は少し音が高くなる傾向がありますのでしっかり音を伸ばしてチューニングしましょう。
もう一つが見落としがちなのですが、
ピッチの低いところからチューニングすること
具体的には
1弦ならD(レ)からE(ミ)に向かってチューニングするということです。
なぜかと言いますと
F(ファ)からE(ミ)に向かって合わせた場合には
ナットとポストの間に「たわみ」ができてしまいます。
それを放っておくとピッキングするごとにたわみが引っ張られてチューニングが下がってしまうのです。ピッチを下から合わせるとたわみはできません。
すぐに音痴なギターになってしまうので必ずピッチを下から上に合わせましょう!
もちろんピッチが上がり過ぎてしまったらやり直し!
一旦目標のピッチより下げてから合わせます。
半信半疑の方は一度実験して見てください。
キャリブレーション(基準音の設定)
最後にもう一つ
チューナーの落とし穴、キャリブレーションです。
画像に442Hzの表示がありますが
これは基準音(A=442Hz)を表しています。
たまに知らぬ間に大幅に変わってしまい他の楽器と音程が合わないことがありますので
必ず確認しましょう。
基本的には440Hzですが、最近のクラシックは442Hzが主流となっています。
理由は弦のテンションが上がり音が明るくなることが挙げられます。
特にこだわりがなければ440Hzでいいと思います。
大事なのは基準音が統一されていることです。他の人と合わせる場合は必ず確認を!
以上が正しいチューニング法でした。
【補足】
エレキギターの人には気をつけて欲しいのですが、
ライブ中にチューニングする場合はギターのヴォリュームを0にしましょう。
大音量のチューニングほど聞き苦しいものはありません(笑)
ステージマナーですのでお忘れなく。
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