【ギター最高難度】大スウィープ4つのコツ

大スウィープ例1

前回は小スウィープについて書きましたが、

今回はいよいよエレキギター最高難度の大スウィープに挑戦してみましょう。

小スウィープの記事を読んでいない方はこちらから

目次

大スウィープとは

大スウィープは6本の弦、もしくは5本の弦を使うスウィープのことです。

不要弦のミュートや、右手と左手の連携をしっかり合わせないと弾けないのでとても難しいです。

大スウィープの3つのコツ

小スウィープとあまり変わりませんが、

1.ピックを弦に平行に当てる。

大スウィープは移動距離が長くなるので指先だけで弾くと言うよりは、肘の屈伸を使ってピッキング角度を変えずに弾くようにしましょう。

 2.  ピックは弦に対してなるべく垂直に当てる。

ダウンピッキングの時に、弾きやすいからといってピックを傾けすぎないように注意してください。アップピッキングも然り。

無駄な動きになってしまって速くなった時に困ります。

 3. ピッキングは隣の弦に押し当てる

無駄な動きをなくすためにピッキングをした後隣の弦に押し当てて止めます。

いわゆる「アポヤンド奏法」

こうすることによって無駄な力、動きがなくなり速弾きできるようになります。

4. 弾き終わった音はミュートすること

弾いた音を伸ばしておくアルペジオとは違い、弾き終わった音をしっかり消して行くことが大事です。

指を反らせたり、力を抜いたり、離したりすることで消音しましょう。

それでは早速大スウィープの代表的なトライアド形をみていきましょう。

大スウィープの基本形

メジャートライアド

メジャートライアドの基本形は3つあります。

下のダイアグラムはAメジャートライアド。

マイナートライアド

マイナートライアドの基本形は3つあります。

下のダイアグラムはAマイナートライアド。

ディミニッシュトライアド

こちらもたまに使われるディミニッシュトライアド。

下のダイアグラムはAディミニッシュトライアド。

少し指を広げないといけないストレッチフレーズになりますが、覚えておくと便利です。

コードの構成音の関係で平行移動すればいいだけなので楽ですね。

ハンマリングとプリングを多用するのでエコノミーピッキングのような弾き方になることがしばしば。

あんまり出てこないのでオーギュメントは省きます。

大スウィープ基本フレーズ

メジャートライアドの基本フレーズ

Aメジャートライアドの基本フレーズです。

3つのスウィープを連結させた形。

いきなり難易度が高いですがまずはゆっくり練習して指に動きを覚えこませましょう。

マイナートライアドの基本フレーズ

Aマイナートライアドの基本フレーズです。

こちらも3つのスウィープを連結させた形。

個人的にマイナーの方が左手の難易度が低いように思います。

ディミニッシュトライアドの基本フレーズ

これは先程も書きましたがコードの特性上、平行移動すればいいので特に高音弦の形をしっかり覚えてスライドで移動していきましょう。

大スウィープの応用フレーズ

DM→D#dim→Em→Fdim→F#m→GMの応用フレーズを弾いてみましょう。

かなり難しいですが音楽的にもフレーズ的にも勉強になります。

まとめ

・まずは基本の形を頭で覚えて、次に指にしっかり動きを覚えこませる。

・弾きやすいからといってピックを傾けすぎないこと。消音も忘れずに。

・まずはゆっくり練習しよう。速さは後からついてきます。

以上が大スウィープの練習方法とコツでした。

参考にしてみてください。

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