付点8分のディレイを使ってインパクトあるフレーズを作ってみましょう。
短いフレーズを紹介しますので、自分なりにアレンジしたり、新しいフレーズを作ってみると
聴いている人を驚かせることができますよ!
フレーズを作るためのアイデアも書いておきますので、色々試してみるとかっこいいフレーズが見つかったり、へんてこりんなフレーズになってしまったりと結構楽しいです。
目次
付点8分のディレイ
エフェクターのディレイを使います。
ディレイタイムを付点8分音符の長さ分、遅れて鳴るように設定します。
ディレイのフィードバックは0%にして1回鳴ったら消えるようにしましょう。
音量は実音と同じ音量に設定。
そうすると8分音符で演奏するだけで自動的に16分音符で弾いているように聞こえて来ます。タブ譜にするとこんな感じです。

左の小節を弾くと、ヤマビコのように追いかけてくるディレイと重なって
実際には右の小節を演奏しているように聞こえます。
ディレイを使うことで普通に弾くには難しすぎて演奏不可能なフレーズも簡単に弾けてしまいます。
特に音程差が激しいフレーズに効果的。
イントロなどに使うとインパクトがあるので一度試してみてください。
それではいくつか付点8分ディレイを使ったフレーズとアイデアを紹介していきます。
付点8分ディレイフレーズとアイデア
マイナースケール 3度飛ばし

マイナースケールの基礎練習風のフレーズですが、ディレイをかけて演奏するだけでかっこいいフレーズになります。
マイナースケール 4音のまとまり

こちらも簡単なマイナースケールを弾いているだけなのにあーら不思議。
16分音符で忙しいフレーズも簡単に弾けてしまいますね。
ただ簡単にはなるものの、一つ前のフレーズと同じくインパクトある感じではないですね。
もう少し音程差が大きい方がかっこいい気がして来ました。
ペンタトニック 上昇フレーズ

音程差をもう少し広げるためにはペンタトニックの方が良さそうです。
ということで、これもペンタトニックをただ弾いているだけですが普段聴くことがないフレーズになって来ましたね。
機械的なフレーズ例になので色々なポジションから始めてみると他にもかっこいいフレーズが見つかりそうですね。
ペンタトニック 5度上昇フレーズ

音程差が激しい方がインパクトが出せそうなので、さらに広げてみます。
ペンタトニックのポジションで5度音程を入れてみるとなんだかふわふわとして感じが出てかっこいいですね。
サイバーな感じです笑
4度音程のフレーズも浮遊感漂う感じが出せるので色々試してみてください。
ペンタトニック オクターブ上昇フレーズ

5度がかっこよかったのでさらに音程差を広げてオクターブあげてみます。
さらに近未来感漂うふわふわフレーズになって来ました!笑
曲のジャンルなどが限定されそうですが、、、イントロとか間奏とかでイメージをガラッと変えたいときなどに使えそうです。
飛び道具すぎて使い方注意ですね笑
M7th アルペジオ

今度はスケールから離れてアルペジオにしてみます。
これも音程差が激しくてインパクトありますね。
おしゃれな雰囲気があるAM7のコードを弾くだけで、ファイナルファンタジーのイントロみたいになります笑
ちょっと違いますけどね。
これをディレイなしで弾くとなると、、、無理でしょうね。
他にも色々なコードアルペジオを試して自分の好きなフレーズを探してください。
M9th アルペジオ

アルペジオをさらに音程差を激しくしてみるとかっこいいですね。
最後はスケール風にすることで、アクセントをつけています。
9thを入れることでさらにおしゃれに開放感あふれるフレーズになりましたね。
他にも浮遊感漂うm11thで弾くとかっこよさそうですね。
開放弦を使ったペンタトニックフレーズ

音程差をつけるために開放弦を入れてみてもいいでしょう。
ディレイが弾く開放弦の音がかなりアクセントとして効いていますね。
こういうフレーズならロック系にも合いそうです。
クロマチックフレーズ

せっかくなので少しへんてこりんなフレーズも弾いてみましょう。
左の小節は綺麗なクロマチックフレーズになってくれますが、右の小節はディレイとの兼ね合いで同じ音が続きます。
少しつられて弾きにくいですが、普段あまり聞かないフレージングなのでアクセントとして使えます。
怪しいフレーズ

とにかく怪しいフレーズにしてみました。
ディレイがなくても怪しい響きです笑
ブレイクで急に出てくると不安になります。
ホールトーンスケール

へんてこりんなホールトーンスケールでフレーズを作るとやはり出来上がる物もへんてこりんです。
なんかカオスな雰囲気を出したいときにお使いください。
調子っぱずれた感じがなんとも言えませんが僕は結構好きです。
印象派を代表するドビュッシーも積極的に取り入れてますね。
まとめ
・付点8分ディレイを使うとインパクトあるフレーズを簡単に弾ける
・音程差を激しくするとインパクトが強くなる
・なるべく普段聞かないフレーズになるように色々試してみよう
以上が付点8分ディレイについての解説とフレーズ集でした。
参考になれば幸いです。
気に入ってもらえたらシェアしていただけると嬉しいです。
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