開放弦を含むパワーコード(エレキギター)

それでは今回は開放弦を含んだパワーコードについて書いていきたいと思います。

開放弦のミュート処理が大事

前回と押さえる位置関係は変わらないですが今回は開放弦が厄介なんですね、ほっておくと(口を酸っぱくしていっていますが)ノイズが出てしまい音が汚くなります。ですのでしっかり左手でミュートして開放弦の処理をできるようにしましょう!

それではまず6弦ルートのEコードと5弦ルートのAを人差し指で押さえてみましょう。

このフレーズではEのコードを弾き終わってAにコードチェンジした時に6弦の開放弦が鳴りっぱなしになってしまいます。ではどうしたらいいかというと、ネックの上から親指を出して触ります。この時に勢い余って押さえてしまわないよう注意!

ロック、ヘヴィメタルの曲は結構開放弦を多用する曲が多いです。その方が低音が響く重い曲になるし、一番は開放弦を使っておくと左手が動きやすくなって派手なリフが作れるからです。本当にたくさん出てきますのでミュートを意識して練習してみてください!

左手ミュート

次は左手で音を切るミュートの練習です。少し難しくなりますよ。

このような8分休符が出てきた時は音を一回切ります。どうやって止めるかというと左手の余っている指で弦を軽く触ります

このフレーズでは中指、薬指、小指が余ってますので3本で軽く触ります。

これも勢い余って強く触ってしまうと実音がなってしまいますのでかるーく触ってください。この力加減が最初は難しいですね。何も考えず体が勝手に動くまで練習しましょう。

そして最後にパワーコードに似た4度コードを紹介しておきます。

パワーコードの低音を1オクターブ上げたと考えてもらえばいいと思います。

なので弾いている音は一緒なのですが重ね方が違うということですね。(例えばCコードならドソをソドと弾いている)親戚だと思ってもらえばいいかと思います。

パワーコードは綺麗に混ざり合って透き通っているのに対して、4度コードは太くワイルドな響きといえばいいかな・・・?弾き比べて違いを確認してみてください。

4度コードで有名な曲といえば、言わずと知れたディープパープルの「Smoke on the water」とタマホームのCMでパロっていた「Burn」でしょう。

誰もが一度は聞いたことがあるし、すぐに覚えてしまう名リフだと思います。

この4度コードは同じフレットで縦一列に並ぶので覚えやすいですね。

しかし押さえ方が厄介で、指一本で関節を伸ばして押さえます

。人によっては関節を逆に曲げて押さえていますね。

関節の柔らかさは人それぞれ違いますのであまり無理して逆に曲げない方がいいでしょう(笑)

上のタブ譜は7フレットを薬指、5フレットを人差し指一本で押さえましょう。

その時に隣の弦まで押さえないように少し斜めに押さえるなど工夫してみましょう。

ギターリフによく出てくる押さえですのでたくさん練習しましょう。

それではパワーコードと4度コードの解説でした。参考になれば幸いです。

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