今回はエレキギターのストリングスキッピングについて書いていきたいと思います。
先日、当ブログの記事が70を超えまして、目標の100記事までもう少しのところまで来ました。
もちろん100記事を超えてもどんどん更新していきますし、曲解説や演奏動画などもアップしていきたいと思っています。
ブロガーとして頑張っていきますので、これからも読んでいただけたらありがたいです。
目次
ストリングスキッピングとは
「弦跳び」とも呼ばれる弦を跨いでピッキングする奏法またはフレーズの総称です。
多くは一本の弦を跨いだフレーズが多いと思いますが、中には2本や3本、最大で4本の弦跳びフレーズがあります。
弦跳びする理由としては、フレーズの音域を広くして派手に聞かせることが挙げられます。
技術的に難しくするために速弾きの途中に敢えて弦跳びフレーズを入れたりすることもありますね。
右手の正確性が求められるため難易度がグッと上がります。
今回はストリングスキッピングのコツと、
・フルピッキングフレーズ
・ハンマリング、プリングのレガートフレーズ
・タッピング入りフレーズ
の3種類のフレーズを紹介していきたいと思います。
ストリングスキッピングのコツ
ストリングスキッピングのコツはズバリ
重心移動です。
ピッキングフォームはいつも通りと変わりませんが、右手の重心が跨ぐ弦の上にあると、
ピッキングする2本の弦のどちらにも移動しやすいです。
また、ピッキングした後に手首の返し、指先での微調整をしましょう。
指先もしくは肘からピッキングする人は少し手首のスナップを利かせて移動すると良いと思います。
まずはこの練習フレーズで重心の位置を確認して慣れていきましょう。
慣れてきたら少しずつスピードアップしていくといいですね。
スキッピングの練習フレーズ
フルピッキングのフレーズ
まずはフルピッキングでの練習フレーズ。

スキッピングフレーズ1
基本的なスキッピングのテクニックです。
ダウンピッキングから始まるオルタネイトですが、アップから始めてみるのも良い練習になるのでチャレンジしてみてください。

スキッピングフレーズ2
2弦と4弦をスキッピングするフレーズです。
タッピングを使わずに高低差のあるフレーズを弾くことができるのが特徴。
右手の振りが大きくなると弾弦ミスが多くなるのでなるべく小さな動きで弾けるように意識しましょう。
スキッピングのレガートフレーズ

スキッピング フレーズ3
ハンマリング、プリング、スライドを使ってなるべく滑らかな雰囲気を出しましょう。
右手はとても楽になりますので全てダウンピッキングでいいと思います。
タッピングを含むスキッピングフレーズ

スキッピングフレーズ4
タッピングを使うことでより派手でレガートに弾くことができます。
+印がタッピングの場所です。矢印を出せなかったので代用させてもらいました(笑)
左手のテクニックが連続するとどうしてもリズムが崩れがちですのでメトロノームなどに合わせてしっかりゆっくりと練習してください。
体が動きを覚えれば自然とスピードはついてきます。
以上がストリングスキッピングのコツについてでした。
最近はあまり出てこないフレーズとなっていますが、アドリブなどの時にフレーズを覚えていると飛び道具として使うことができます。
それでは練習頑張ってください。
気に入っていただけたらシェアしていただけると嬉しいです。
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